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An image 塩コラム An image 「塩味」岡田 正紀

「塩の雑学コラム・塩(緑)は、異なもの味な物もの」

塩は「海の砂糖」

1月のコラムは『塩は「海の砂糖」』です。

塩が「海の砂糖」と呼ばれていることをご存知でしょうか。

播州(兵庫県西南部)名産の「塩まんじゅう」や東北地方の干菓子「塩釜」や讃岐(香川県)の銘菓「かまど」には塩を使って作られた独特の風味で人気の和菓子があります。「しるこ」や「ぜんざい」に、ほんの少し塩を入れることで砂糖の甘さを引き立ててくれることから、塩が「海の砂糖」と呼ばれる所以です。

味を感じる神経は舌の表面にあって、味蕾(みらい)と呼ばれ、甘みは舌の先が敏感ですが塩からい味は舌のどこでも同じように感じるので、

塩で先に舌を刺激し「からさ」を感じさせ、すぐあとへ砂糖の「甘さ」を感じさせることで、甘みをより強く感じさせてくれるのだそうです。からい塩が反対の甘みを出すのに力を貸し、よい味を出してくれることを「対比効果」というそうですが、先人の知恵はなかなかグルメですね。