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電解水生成装置用塩 市場開発部より

こんにちは!市場開発部です。

 

今回のコロナ禍において、アルコール製品等の不足により注目されているものがあります。

新型コロナウィルスの殺菌・消毒が期待出来るとされている電解水、その生成装置が注目されています。

 

実際、ご家庭や業務用などでも使用されている方もいらっしゃるかと思います。

当社でもお客様からのお問い合わせが増えております。

電解水生成には(食塩相当量99%以上)を使用するためです。

塩は食塩タイプであれば使用出来ますので、一般的な食塩をご使用になることが多いかと思います。

その中で、当社が推奨するお塩は、水道局でも使用されるローブロム(低臭素)タイプの塩です。

 

理由として、

・ローブロム(低臭素)タイプの塩は臭素の含有量が少ない。

・食塩相当量が99.9%以上と一般的な食塩より純度が高い。

上記の2項目により推奨しております。

(※下記にて当社推奨ローブロム(低臭素)タイプの塩(左)・一般的な食塩(右)を比較)

 

分析例

ローブロムSドライ

食塩

乾燥減量(%) 0.012 0.10
不溶解分(%) 0.004 0.01
SO4(%) 0.003 0.020
Ca(%) 0.001 0.024
Mg(%) 0.000 0.021
K(%) 0.001 0.094
NaCl(%) 99.95 99.57
Br(ppm)臭素 42 530
平均粒径(μm) 291 360

「食塩:市販食用塩データブック(2019年版)」より

では、なぜ臭素が少ないといいのか。

それは、臭素事体は無害ですが、電解水を精製する際の電気分解により、次亜臭素酸ができ、その一部が空気に触れることにより酸化されて臭素酸になります。

この臭素酸は、発ガン性物質と認められているため、先ほどお話しした水道局は、水道水を作る過程で塩をローブロム(低臭素)タイプの塩を使用しています。
(※水道水は、塩を電気分解し生成した次亜塩素酸により、塩素滅菌を行っています。)
事実、水道水の臭素酸値は0.01ppm以下と定められています。

 

上記の理由により、臭素の少ない塩のご使用を推奨しております。
水道局の臭素酸値の基準値はあくまで飲み水としてですので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが、万が一のことを考え、できる限り臭素の少ないお塩をご使用になって頂ければと思います。

 

今は食塩を使用している方や、これから電解水生成装置のご使用のご検討中の方は、まずお問い合わせください!

プロソルト 浄水処理適用塩 ローブロムS ドライ5kg